横浜市イギリス館にて
「本活コミュニケーション」が開催されました。
こちらは、横浜市中区役所と緑の協会の協同イベントで、読書活動の推進と本を通じた人々の交流を目的としています。
今年は、直木賞作家の北村薫氏が、著者から紡ぐ横浜への想いをお話しされました。
また、ナレーター北原久仁香氏による語り、芥川龍之介の小作品『ピアノ』をお楽しみいただきました。
私は、芥川龍之介の三男で生まれた芥川也寸志の「こどものためのピアノ曲集 24の前奏曲」より4曲、演奏させていただきました。
芥川也寸志は、幼くしてお父様を亡くされました。
様々な思いがあったかと思いますが、お父様のことを尊敬されていたそうです。
反面、社会に出たときにことある毎に「文豪の三男」だと紹介されることに、気恥ずかしさでやり切れず、自分が確率されていない自身への怒りを感じていたようです。
生涯、音楽活動を精力的になさいました。
〝文化というものは人間ひとりひとりがいかに生きがいを持って素晴らしく生きていくかに尽きるのではないか〟と残しております。
とても共感いたします。
文学や音楽などは生活に欠かせないもので、
心を豊かにしてくれます。
日常は当たり前ではなく、「有り難い」こと。
そんな幸せを感じながら、心を込めて演奏させていただきました。
とても満たされた時間でした。
ご来場くださいましたお客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
Pianist SONG YO PARK
横浜山手西洋館 ホームページ
↓↓↓↓↓
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/details/202411230930.php
↓↓↓↓↓
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/details/202411230930.php